忍術京都 — 戸隠流忍法道場

戸隠流忍法を知り、学び、体感する

忍者のイメージを超えて。身体の動きと観察、実際の稽古を通して学ぶ武道。

戸隠流忍法とは?
木々に囲まれ、稽古の構えを取るジェローム・パイエット。
自然の中での稽古 — 忍術京都。

01・忍法を知る

今に生きる武道としての戸隠流忍法

戸隠流忍法は、忍びの知恵や技法と結びついた日本の武術伝統です。忍術京都では、忍者らしい姿を演じることよりも、実際の稽古を通して身体と心を磨き、周囲を観察し、自分の身を守り、状況に応じて行動する力を育てることを大切にしています。

京都・宝ヶ池公園「桜の森」の自然の中で、初めての方にも経験者にも、それぞれの段階に応じて忍法の基本を伝えています。

忍法は、忍者の姿になることではなく、稽古を通して身につけていくものです。
横へ傾いた稽古者と相手が接触し、身体の前で腕が交差している。
横へ傾いた稽古者と相手が接触し、身体の前で腕が交差している。
戸隠流忍法の手裏剣術を京都の自然の中で稽古する様子と、屋内の観光向け忍者手裏剣体験を比較した画像。

02・違いを知る

観光向け忍者体験の、その先へ

京都には、忍者衣装の着用、手裏剣体験、九字切りの模倣、演出や記念撮影などを楽しめる観光向けの忍者体験があります。こうした活動は忍者文化に親しむ機会となりますが、忍者の姿を体験することと、伝統武術としての忍法を学ぶことは異なります。

また、「伊賀流」「甲賀流」などの歴史的な名称を掲げることだけで、武術の師弟伝承が証明されるわけではありません。『武芸流派大事典』には、伊賀・甲賀に関わる諸流派や戸隠流の系譜が記録され、一部の伝承については史料上の疑問点も指摘されています。流派の歴史を理解するには、名称だけでなく、資料・系譜・伝承された技術を確かめることが大切です。

忍術京都では、戸隠流忍法第34代宗家として伝えられる初見良昭先生から指導者ジェローム・パイエットが学んだ武術を基礎に、忍法体術と伝統的な武器術を指導しています。初見先生は、師である高松寿嗣先生から受け継いだとされる忍法の技術を伝え、著書にもその教えを残しています。

稽古では、天地人略之巻の身体操作、構え、体捌き、受身、歩法などの基本から、対人技法、戸隠流忍法八法秘剣術に関わる武器術まで段階的に学びます。さらに、京都・宝ヶ池の自然の中で、四季の変化や地形に対応しながら、身体と心の可能性を養っていきます。

忍び装束を着て稽古することもあります。しかし、大切なのは外見ではなく、何を学び、どのように技術を理解し、実践を重ねていくかということです。 忍法の習得には、時間、忍耐、継続的な稽古が欠かせません。

忍者の姿を知ることと、忍法を学び続けること。その違いは、伝承、技術、そして日々の実践にあります。
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03・自然に学ぶ

自然を稽古の場とする

歩く、走る、跳ぶ、登る、転がる、観察する、そして適応する。地面の凹凸や傾斜、光の変化など、自然の中では一つひとつの動きに柔軟な対応が求められます。

自然は単なる背景ではありません。身体と心、そして環境の関係を体感できる学びの場です。心技体 × 天地人と神は、当道場が大切にする指導理念を表すもので、戸隠流の古伝に由来する定型句として示すものではありません。

心技体 × 天地人と神

当道場の指導理念であり、戸隠流の歴史的な定型句として示すものではありません。

自然とともに動き、自分自身の可能性を広げる。それが、忍法を生きて学ぶことにつながります。

地形を観察し、状況に適応することも稽古の一部です。

04・技を学ぶ

身体の基礎から伝統的な武術へ

稽古では天地人略の巻の全体を学びます。とくに天略の巻に関わる柔軟体操、歩き方、飛び術、受身型、昇天の術などを通して、自然な身体操作の基礎を養います。

さらに、戸隠流忍法八法秘剣術に関わる伝統的な技法や知識も、身体の動き、武器、間合い、判断とのつながりを重視して学んでいきます。個々の技法の詳しい内容は、別ページの「技術課程・稽古内容」で紹介しています。

戸隠流忍法 動画

05・指導を知る

一人ひとりの理解を大切にする指導

京都を拠点とする指導者ジェローム・パイエットは、1988年から忍術を学び、初見良昭先生につながる現代の伝承に基づいて戸隠流忍法体術の指導を行っています。技の形だけでなく、その意味と身体の使い方を理解し、自分で考えて動ける力を育てることを重視しています。

忍術の経験がない方も参加できます。稽古は参加者の経験や身体の状態に配慮して進めます。短時間で「忍者になれる」という約束ではなく、学び続ける武道への確かな第一歩をご案内します。

一人が膝を上げ、二人で手首の取り方を稽古する姿。
一人が膝を上げ、二人で手首の取り方を稽古する姿。

06・稽古に参加する

京都で、実際の忍法を体験してください

京都の自然の中で、ジェローム・パイエットが新しい参加者を迎える様子。

参加方法・費用を確認

合同稽古

合同稽古:毎週日曜日 10:00〜12:00、京都・宝ヶ池公園「桜の森」。サイト掲載の参加費は2時間 2,900円。初めての方も歓迎します。お支払いの前に、参加希望日を指導者へご確認ください。

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林の中で手鉤を使い、二人で対人稽古をする様子。

指導者に相談する

個人指導

個人指導(プライベートレッスン):経験や目的に合わせて、基礎から特定の技法まで個別に学べます。日程・内容・条件はお問い合わせください。

個人指導を相談する →

京都で指導者と出会い、身体を動かし、忍法の第一歩を踏み出してみませんか。